市町村保健師とは

次に挙げる3つの人に共通するものは何か、考えてみてください。(1)成人向けの健康診断を計画・実行する人。(2)生まれた赤ちゃんの生後4か月後、10か月後、1年6か月後のスパンで赤ちゃんの健康状態、健康相談を計画実行する人。(3)その地域に住む人を対象に健康相談や健康教室を計画・実行する人。

 

これらの仕事を行っている人は、「市町村保健師」と言われる人たちです。市町村保健師の資格を取得するためには、看護師国家試験に受かったあと、保健師要請課程を修了して、保健師国家試験に合格する必要があります。資格を有していない人は、市町村保健師になることはできません。上にあげた(1)から(3)は、実際の仕事内容のほんの一部で、仕事内容はバラエティに富んで多岐に渡ります。自分が主体的に行動することが、自分の働いている地域の人たちの健康促進につながるため、やりがいのある仕事です。地域ごとに募集・採用がなされているので、自分の愛着のある地域に貢献できることも大きな魅力です。

市町村保健師が働く場所とは?

市町村保健師の資格を取得した後は、どのような職場で働くことになるのでしょうか。その一つに、地域の学校における「養護教諭」の仕事があります。学校に通う生徒たちだけではなく、学校の先生も含めたみなさんの健康状態に気を配ることとなります。地元の保健所等で、老若男女問わず地域の方々に密着した健康管理にもやりがいがありますが、学校では未来に羽ばたく子供たちの心身の健康に心を配ることも大きな使命感を感じることができるといいます。

 

子供だからこそかかりやすい病気や、学校における伝染病予防への対策を講じるはもちろんですが、何よりも思春期で様々な変化にさらされ、繊細な悩みを抱く子供たち一人ひとりを心身両面からサポートすることが大切です。特に、ほかの先生たちにはなかなか相談できない悩みや心配事などを、養護教諭の先生だからこそ打ち明けて相談してくれるといった場面では、誰しも親身になって子供たちの力になりたいと思うのではないでしょうか。子供たちに正しい知識を伝えるためにも、国家試験に向けてしっかりと勉強しましょう。